FoundX でのビジョンとミッション、バリューの位置づけ
この記事は 2019年2月25日 に Medium で公開したものです。
FoundX ではミッションを「By enabling and spreading innovation, create scholē for all people, and make our society more open and enlightened (イノベーションを可能にし広げることで、ゆとりを生み出し、よりひらかれた社会を作る)」とし、ビジョンを「Factory of Innovation and Association」としています。
各組織はミッション、ビジョン、バリューを持つと効果的だと言われています。しかしそれぞれの組織で、ミッションやビジョンといった言葉の使われ方や運用の方法が異なるようです。たとえば Google 社では以下のような位置づけになっているそうです。

コアバリューは、チームの基盤となる信念を意味し、チームのパーパスとミッションとを導き出します。
パーパスは、チームの存在理由とチームが組織全体に与える影響です。もし、自分たちのチームが存在しなかったら、どのような影響があるか考えてみましょう。
ミッションは、達成しようとしている目標を表します。
ストラテジーは、ミッション達成のために将来にわたって展開する手段を意味し、長期にわたる場合があります。
ゴールは、ストラテジーを短期的で達成可能な目標へと落とし込んだものです。チームの取り組みを一つにまとめる働きがあります。
Google re:Work - ガイド: チームのビジョンを設定してメンバーに伝えるrework.withgoogle.com
これらを踏まえて、私たちが使うミッションやビジョンという言葉も改めてどのように定義するかを説明する必要があると考えました。
そこで今回、FoundX ではミッション、ビジョン、バリューの位置づけとして、以下の通りに整理しました。

そうありたいと願う将来の姿には「社会」と「私たち」の二つの軸があると考えており、それぞれミッションとビジョンは異なるものをカバーするようにしたいと考えています。

ミッション
ミッションは「将来の社会の姿と、それを実現するための方法」を定めています。Google 社でいえば、Purpose に近い部分も担います。
そして「By enabling and spreading innovation, create scholē for all people, and make our society more open and enlightened (イノベーションを可能にし広げることで、ゆとりを生み出し、よりひらかれた社会を作る)」という言葉を分解すると以下のようになります。

ビジョンとバリュー
一方、ビジョンとバリューは私たちの将来や私たちの現在の方法について定めています。
ビジョンは「Factory of Innovation and Association」とし、これが将来私たちがなりたい姿としています。

整理
私たちにとっては社会への貢献を行うミッションが最上位であり、ミッション (Why) を実現するために、私たちのありたい姿としてのビジョンがあります。そしてそのビジョンに辿り着くために、その辿り着く方法 (How) の部分をバリューで規定しようと考えています。
山登りで比喩をすれば以下のようになります。

Image Credit: Kogo Wiki | License
将来辿り着きたい場所としてのミッションとビジョンがあったとして、その登り方やルートは組織によって異なります。その登り方をバリューによって定めることで、同じやり方で登っていきたい人たちを集めることができますし、同じやり方をするからこそ迷ったときに適切な判断をして登ることができて、チームとして collective impact を出すことができると信じています。
変更の可能性について
ミッション、ビジョン、バリューは変わりうるものだと思っています。それぞれ以下の通り変更の可能性があります。
